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第5回 授業のあとは飲み会!!



第5回(10/4)
授業のあとは飲み会!!






こんにちは!
前回までは授業を中心にお伝えして来たので、今回は「放課後」のお話です。





建築塾では、授業が終わるとそのまま皆でお酒を飲みながらワイワイお話することが多いです
参加は全員ではなく、その日都合の良い希望者です


     

5_ムーディ
電気を消して、授業中とはまたちょっと違った雰囲気になります。
ムーディ!!


お話の内容も冗談も交えてより楽しく笑い声が絶えません
飲み会では、生き方がよく話題にあがります。
こういうのって、本当の意味でかっこいい「男(女)の生き方」だよね!!というような
そういうお話は私も大好きです!!

バイクのお話も多いですが、不思議なことに「建築」の話は少ないです









テーブルの上にはビールの他に、
手作りのちょっとしたおつまみも並びます
5_料理
この日は、揚げ枝豆、キャベツのりサラダ、野菜のお漬け物、ゴーヤチャンプルー









飲み会に参加するのは塾生だけではありません
アトリエスタッフはもちろん、他大学の学生がたまたま来所していれば皆で一緒に飲みます


この日は、以前オープンデスクでアトリエに勉強に来ていた大学院生の李欧くんが来所し、彼のポートフォリオを皆に見せてくれました
彼の学生時代の作品や、実施設計をしたプロジェクトなどです!
5_ポートフォリオ
塾生も、皆自分で設計課題にとりかかっている最中とあって、じっくりと見ていました。










飲み会は、冗談も飛び交う楽しい雰囲気ですが、ところどころに大切なお話もよくでてきます
5_飲み会でもお話
ホワイトボードを使って説明することもしばしばです






こうして建築塾は、楽しくもあり勉強にもなるで締めくくられるのです







                      





さて、授業の報告もしておきます!

今回の建築論は「場所」と「構築性と多層性」についてでした。




【1】「場所」

今日は、建築で言うところの「場所」って何?というお話でした。


先週までの、ハイデッガーおじさん「存在」に引き続いて、
それをもう少し具体的な例へ結びつける説明がされました

「場所」という言葉は誰でもが使う言葉です

しかし、建築でそれを考える時にはちょっと解釈が違いました
普段使っている意味の「場所」ではなく、西田幾多郎おじさんが言うところの「働きとしての場所」あるいは「無の場所」という説明が適しているようです。

言葉にすると差がわかりにくいですが、やっぱり違いがありました

それはこんなことです。
数学の関数のように
「それじたいは手に触れることができないもの」であるのに「確実に機能するもの」ということです。


             y=f(x)

「何かが入力されると何かが出力されるもの」ということです。





確かに、心を打つ「空間」とか「庭」というものは、ただ空っぽであるだけではありません
私たちの気持ちや自然の変化があると、様々にその顔つきを変えてくれます


この変容させる「力」を持つ為には、どのようにしたらいいのか?
これが本当の意味での「建築の“場所”」ということなのです






【2】「構築性と多層性」

今日の講義ではさらに、上の考えをもとにそれが西洋と東洋ではどのような違いがあるのということの説明もありました。

ちょっと乱暴に分けてしまえば、
西洋は構築性、東洋は多層性でありました。
それはそのまま因果的記述とシンクロニシティーであると。


こんなことを、西洋と東洋それぞれの洋服や庭園、建築やビジネスを例に学びました




                         前田紀貞塾 村越千紗








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第4回 塾生の1日/「ハイデッガー」



第4回(9/27)
塾生の1日/建築論「ハイデッガー」






こんにちは
建築塾4回目の授業です。

今回は、塾生さんの行動に注目してみましょう






只今、「設計演習」の授業中です。

テーブルを囲んでお互いの発表前田の話を聞きます。
授業を聞く



塾にはもちろん女の子たちもいます
女の子たち
女の子たちもパワフルです!!





今取り組んでいる課題「住宅」の最終提出日は11/8です。
この日には全クラス合同の発表会があります(お楽しみに

第4回目の今回は、まだまだ途中段階です。


毎回模型を持ってきて、全員の前で発表します
現段階の模型はこのようなかんじです


(竹味佑人 案)
竹味スタディ模型



(島田将宏 案)
島田スタディ模型1
今後、もっともっと手を入れてどんどんブラッシュアップしてゆきます。





授業中は2時間ノンストップで行います。
集中していると2時間はあっという間に過ぎてしまいますが、時間としては長いので、
途中のトイレ休憩は自由で、飲み物を飲みながらでもということになっています。
カフェオレ






ある程度進んできたので、そろそろ本番用の模型の「素材」も考えます
同じ「白」にしても、いくつもの素材があるのです!


素材についても、色々な材料を持ってきて実際の現物を紹介します
アトリエの模型などを参照するときもあります。
アトリエ模型1



塾生の発表中には、前田だけがアドバイスするのではなく、塾生同士でも質問をしたり、意見を言い合ったりします


今回も模型の作り方について質問がありました
(江原睦 案)






「設計演習」の授業では、材料を持ってきて見せたり、その場で模型を切ったりくっつけたりして手をいれながら模型指導をします。
ですから、授業中は机の上もにぎやかです。
机の上







さて、休み時間になりました。
皆さんどんなことをしているのでしょうか



図書
本を読んでいるようです
アトリエには、たくさん本があります。
建築の本はもちろん、芸術、哲学、音楽、演劇、映画、文学、古典中国・・・色々な分野のものが本棚に並んでいます。
興味のあるもの授業で出てきたものなどを見て勉強しているようです




雑誌
雑誌を読んでいる方もいます。
この雑誌棚には、主にアトリエの作品が載った建築雑誌が置かれています



雑誌お話
何かの記事について塾生さん同士で話し合っている場面もよく見かけます



今度は、外に出てみましょう
外のテラステーブルには、いつも塾生が集まってワイワイしています




今日は課題の話をしているようですね。
塾生の方々は、いつの間にかとっても仲良くなっていました






                      




そうこうしてるうちに、建築論の講義がはじまります。

第3回建築論


4回目は、「ハイデッガー」についてでした。

ハイデッガーは、ドイツの哲学者で、20世紀の最も難解な思想家とも言われているそうです・・・・・

この人は、古典の哲学をぶち壊した後、私たちが目にしている「存在」や「時間」についての難しい本(存在と時間)を書きました


授業は、「現象学」「存在論」という言葉の意味は何なのというところから始まって、
ハイデッガーという哲学者は、
「簡単には何を言っていたの
「それが建築にはどう関係あるの
ということが説明されました。


ハイデッガーおじさんの言ったキーワードとしては、こんなものがありました。
「世界内存在」
「現存在」
「存在了解」
「固有名」
「世人」
「投企」
「被投性」
などです。

言葉だけ聞くと、なんのことやらちんぷんかんぷんのものばかりです。


でも実は、どの言葉にもちゃーんと20代の学生にもリアルでわかりやすい意味がありました

「あぁそれならわかるよ」という感じです。
どうしておじさんたちはこういうことを難しく書くのだろう・・・・・・もっと簡単に書いてくれれば建築家としても参考にさせてもらうことができるのに・・・・・・・と思います。



今回の授業でも面白いものがありました

ハイデッガー「死への先駆的決意」「死への存在」という言葉をわかりやすく示すために、前田が準備してきたのが、「余命カレンダー」です

※詳しくは、こちら(前田紀貞のブログ)を見てください。
http://norisada.at.webry.info/200810/article_1.html


聞いた塾生たちはすくみあがってしまっています
余命カレンダー

これを見たおかげで、私たちはまだ20代なのに、もうあまりにも人生の残り時間が少ないことに気付かされてしまいました・・・・

「あとこれだけしかないんだ
だったら、こんなことしている場合じゃないじゃない



こうして死を自分で意識できるか、それとも「永遠に自分には命がある」と勝手に勘違いしてしまって毎日をダラダラと生きてしまうのか、には大きな違いがあると実感しました。


でも今それに気付けたなら、それだけでこれから先は全く違う人生にできるのではないかと思います。

ハイデッガーなんて、とても難しいことを言っているようにも思えますが、
こういうことひとつとっても、
「人生の残り時間なんて無いよ。しっかりと悔いの無いように生きなさい
と言ってくれているようで、とても身近に思えました


ただし、それは文字通り言葉だけではなくて、心の底から実感することが必要なのです。






                         前田紀貞塾 村越千紗








第3回 授業はこう進む!/「存在2(詩)」



第3回(9/20)
授業はこう進む!/建築論「存在2(詩)」




建築塾も3回目の講義になりました。
今回は「設計演習の講義にスポットライトを当てて少し詳しくご紹介したいと思います
毎回の授業は一体どのように行われているのでしょうか?



第1課題は「住宅」です。

まず、塾生1人1人が作ってきた模型・考えてきたことを皆の前で発表します。
持ち時間は3分です。これは伝えたいことを簡潔に説明するというプレゼンテーションの練習でもあります

塾生の発表
皆、自分の作品だけでなく、他の塾生の作品にも興味津々です




模型は外から見るだけでなく、こんなふうに顔を近付けて中を覗きます
これは、中に入ったときにどのような空間なのか見ることが大切だからです
模型を覗く


発表のあと、前田からアドバイスを受けます。
その場で、塾生の模型に手を入れることもあります
設計指導

模型に手を入れる
バシバシとカッターを入れてゆきます




アドバイスはその塾生にだけするのではありません。
「設計のイロハ」が、その都度皆に対して説明されます
ポイントを聴く
前田からの指導は、個人個人の作品に対して行われますが、そのアドバイスは全員で共有できるのです!




理解しやすいようにホワイトボードに絵を書いて説明しています

今回説明された設計の技術の一つ「配置の方法」








時には、前田アトリエ作品(実際に進行中のプロジェクト!!)の模型も参考にします。
参考模型を皆で見る
現実に建つ建物なので、やはり皆とても真剣に覗きこみます。



こちらは実際のプロジェクトのスケッチ模型です。
アトリエの模型を参考に
皆さんにイメージが伝わりやすいように、ホワイトボードだけの説明ではなく、模型も例に出して説明します





前田の説明にはたくさんの「例」が登場します
「花瓶に花をどういけるか?も例にとって・・・これも配置の説明です
花のバランス
塾生の中には、建築は初心者という方が何人もいますが、こんなふうに建築以外のことも登場するので、とっても聞きやすいのです!




塾生のスケッチブックです。
塾生ノート
授業で聞いたことをイラスト付きでメモにとっています。熱心ですね







こうした講義が行われるのは毎週土曜日ですが、たった週1回では骨太な建築はできません
講義日以外の日はインターネット(mixi)上でやり取りをします。


mixi.jpg

塾生は授業で受けたアドバイスを踏まえ、家で模型などに手を加え、その写真をmixiに載せます。
すると、前田からアドバイスや指示が返ってきます

mixiでのやりとり
ですから、塾生のやる気の分だけ指導を受けることができるのです!!


※mixiでの講義をご覧になりたい方はこちら
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3558992


このようにして「設計演習」の授業は進んでゆきます!







                      



そして、この設計演習の根固めをしてくれるのが「建築論」ですね。
建築論第2回目のテーマは「存在 その2」(2回シリーズの2回目)です。

建築論講義

「存在 その2」は、
言葉(特に詩)を例に取っての「存在というもの」についての説明でした。


今回は、近代になっての「“神が死んだ”とはどういう意味なのというところから始まりました


ちょっと難しそうな出だし
いつものことながら、最初はやっぱりそう思ってしまいます。

でも、心配はいりませんでした
講義には、哲学の本に書いてあるような堅苦しい口調は登場しません
私たちが聞き慣れている言葉や、これまた例え話と一緒に講義は進められるのです!

すると不思議なことに、なぁ~んだ「神は死んだ」ってそういうことだったのか、とすぐわかってしまうのです。



また、私たち誰もがあまり深くその意味を知らずに口にしてしまう、
「存在」「芸術」「美」というものは、昔と近代では大きく意味が変わってしまっていた、ということも知りました




ええっ “美”ってそういうことだったの
岡本太郎の「うまくあってはならない。 きれいであってはならない。 ここちよくあってはならない」が何を言っているのか、とてもスッキリと頭に入りました。



ええっ “芸術”ってそういうことだったの
街なかにある「ゴミ美術館にある「作品の質がどう同じでどう違うのか納得できました



ええっ “詩”ってそういうことだったの
わかりやすい例として、【マラルメ】(仏 詩人)の詩【モーニング娘】の歌詞を、比較しながら説明を受けました。

存在世界と道具世界





このようにして「建築論」では、知らないうちに当たり前に勝手に思いこんでしまっているようなことに対して、ひとつひとつ「それは、本当はね・・・・・」と、論理的な説明がなされます

ひとつひとつが新鮮で聞いたことがない考え方なのですが、それにまつわる歴史などを一緒に知ると、実はどれだけ自分たちが建築を創る時、認識が甘く間違っていて、雰囲気だけで事を扱ってしまっていたかがわかってくるのです


でも、骨太な建築をつくるためには、まずそういうことに気付くことがとっても大事なんだと思います



                         前田紀貞塾 村越千紗








第2回 「存在」/ アトリエ紹介



第2回(9/13)
建築論「存在」/アトリエ紹介




いよいよ本格的な講義がスタートしました!
建築論第1回目のテーマは「存在?その1」(2回シリーズの1回目)です。

今回説明されたのは「存在」って何?ということです。

普通「存在」などという堅苦しいことについては、あまり真剣に考えたことがないのではないかと思います
ですが、いざ真剣に説明を聴いてみると、建築をやるには絶対に知っておかねばならないことだ、と感じました
だって建築は物を「存在」させることだし、世界を「存在」させることだし、空気(空間)を「存在」させることだし・・・。

「存在って何?」ということがきちんと頭の中で整理されていないから、創作の道(指針)に迷ってしまうのだなあ・・・、と感じました。
私も今まで幾つか建築を創ってきたつもりですが、
「本当の意味で世界を存在させてこれたのかなぁ・・・・」と思いましたし、
「もしかしたら、実はただ空気を飾ってきただけだったのかも・・・」とも反省します
よく前田が「本物の建築」という言い方をしますが、その「本物」という言葉の意味のひとつには、このようなことも入っているのだと思いました。



今回の講義で、「信号機の赤」「交通事故現場の血の赤」は、「存在論的」にどう違うの?などということが、何となくわかりました
ハイデッガーとかフッサールセザンヌとかオスカー=ワイルドマルセル=デュシャンとかゴダールなどの昔のおじさん達の話も、とてもわかりやすく聴けました。
ただ、私にはまだ文章にして説明することができません・・・・
今までちんぷんかんぷんだったものを、なんとなく雰囲気で理解することはできるようになったのでここから先、自分でする勉強がしやすくなったのではないかと思います

こんな話を聴きながら同時に設計の練習(建築を存在させる・空間を存在させる)ができる塾生たちは、とても素晴らしいと改めて感じました。


ところで、今日、前田が「存在」について説明する為に、箱に入った何か奇妙なものを作ってきました。
皆、「何これ~~~~」「気持ち悪い~~~」と言ってしまうようなものでした。


存在
でも、このようなもののおかげで、とてもわかりやすく、「存在」ということが理解できたようにも思えます


ノート
建築論の講義を皆とても真剣に聴いています




こちらはある塾生のスケッチブックです
今日前田が話していたことの中に「毎日見た物・触れたものをノートなどにとってストックしておくと良い。日常の些細なことこそが大事」ということがありました。
その一例として、彼のスケッチブックに前田が即興(1分足らず)で作品を1つ作り上げてしまいました!
せみ
材料となったのは、わずか30秒で拾ってきた落ち葉セミの死骸ゴミなどです





さて、建築塾の講義は前田紀貞アトリエ(設計事務所)で行われています!
今回は少しアトリエの紹介をいたしましょう


アトリエはこんなところです
前田アトリエ
赤い車が2台あります
ズラリと停まっているのはアトリエスタッフのバイクです。




エントランス
ドアはいつも気持ちよく開け放たれています
もちろん授業中も



授業中
只今、設計演習の授業中です
設計演習は1クラス10~15人で行われます。



テラス
外にはテラステーブルがあり、休み時間には塾生が集まってタバコを吸いながらお話をしています



休み時間1

休み時間2
様々な年齢層、様々な職業の方がいらっしゃいますが、皆、和気あいあいとしています


アトリエには犬の一蔵(いぞー)もいます
黒のラブラドールレトリバーです!
いぞう1
建築論の講義中は、なんと!一蔵もおとなしく聴いています
(ホントは前田のことが気になっていてずっと見ているのです。時々、自分の名前が出てくるとギョッとしています)



建築塾の雰囲気をいくらかお伝えできたでしょうか?
今後も授業以外のこともアップしていきます

                         前田紀貞塾 村越千紗







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