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第12回 現場を見学/「内面と表現 (建築史-2)」



第12回(11/22)
現場を見学/建築論「内面と表現 (建築史-2)







12_セルジャム集合


今回は現場見学をレポートです。

建築塾では、いつものようなアトリエでの授業に加えて、希望者は現場見学に行くことができます
アトリエで現在施工中の建物を見学させてもらうのです。







12_見学中

現場を実際に見てみることはとっても勉強になります。
ですがちょっと間違えると危険もたくさん


現場見学に行く際には、まず安全対策(身なり・心構え)をしっかりします

長袖 長ズボン 運動靴 ヘルメット





12_見上げる

安全に気をつけながら、色んな部分を見学しています。
発見がたくさん!!







別の日には、塾生も「モルタル運び」に参加させていただきました

12_モルタル前

たくさんある重~いモルタルの袋をみんなで運びます!







ここは、急な階段が続いているので、1人で上まで運ぶのはとっても大変!

なのでここはチーム力の見せどころです

上にいる人にバトンを渡していくようにように、モルタル袋でリレーをします
  

12_塾生お手伝い







「パス!! よろしく!!」  「おう!まかせとけ!」

12_よいしょ04






塾生からクライアントの方へのパス!!!!

12_超ニッコリ







クライアントの方からアトリエスタッフのパス!!!!

12_よいしょ10

見てください! とっても楽しそうです
とても、重~いモルタル袋を運んでいる表情には見えません

大変な作業も楽しい時間に変えてしまうなんて、とっても素敵なことだと思います






こうして、たくさんのモルタル袋を運び終えました

    

12_帰り道



現場見学。

いつもの授業とは違った勉強をさせていただくことができました









                      




現場見学のあとは、アトリエに戻ってきて通常の授業が行われます。

今回の建築論は、「内面と表現 (建築史-2)」です。





先生から「ひとつだけ言っておいてください」ということがあったので、まずここに書き足しておきますね。

それは、この塾の建築史は、建築家である鈴木隆之さんの「建築批判」という本を参考にして行われている、ということです。

鈴木隆之「建築批判」 はこちら
http://www.boople.com/bst/BPdispatch?nips_cd=9950655935



鈴木隆之さんは、先生の大学時代の同級生なのだそうですが、とても建築の批評に精密な方で、先生は鈴木さんのこの書物を昔からずっと大切にされているそうです。





さて今回は、
【内面】(=私たちの内側にある思想
【表現】(=建築物として外側に表現されたモノ
つまり「内と外」というものの関係を聞きました。


普通は、私たちの言う「コンセプト」のような【内】が、建築の「表現」としてそのまま素直に【外】に出る、と考えてしまいますね。

例えば、「ひまわり畑」を見てそれを写生して、ゴッホが「ひまわり」という絵を描いたんだ、というように。






でも、これが逆の時もあるよ、というお話でした。


つまり、ゴッホの「ひまわり」の絵の強烈さに接してしまったことではじめて、人々は、その後でやっと「ひまわり畑のひまわり」をちゃんと見ることができるようになった、ということです。


「へえ~っ、さっきゴッホの絵を見たけれど、確かにひまわりってこんな花だったんだ。始めて知ったよという感じです。

つまり、「ゴッホのひまわり」の絵を見て、本当の「ひまわり」を発見してしまった!!っていうことです。






こうした「反転」をいつも先生は私たちに伝えます。


何か伝えたい意味(内)があって、それを形にして表現(外)にするのではなく、
表現(外)が先にあることで、事後的に意味(内)が発生してくるようになる、ということです。


「内→外」という順番ではなくて、「外→内」という順番ということです。







ベートーベンの「英雄」という曲は、英雄的な雰囲気という「内面」があってそれが音楽として「外側」に表現されたものですね。
だから、「内→外」という順番です。



でも、抽象画というのは反対です。
よく抽象画を目の前にして、「これって何を意味しているの」と聞いている人が美術館にいますよね?
あれは、芸術がいつも「内→外」という順番だから、抽象画にも、それのモトネタになる「内」があるんだろうな、と思ってしまうからです。

でも、抽象画には、最初から「表現したい内面」というものは無かったんですね。
だって、「外→内」なのですから。

だから、抽象画のあの表現に出会うことで、事後的に、そこにひとつの世界観(内側)を発見することができる、という順番なんです。





そう見ると、絵画も建築も面白いです

建築も同じように考えてみると、前者だけの方法(必ず何か内面があるよ)だけだとあまりに当たり前の浅いものになってしまうようにも思えました。

両方あるということなのですから、「今回は、私はどっちにしよーかな?」ってことなんですよね。






                         前田紀貞塾 村越千紗




















 
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