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第14回 どうして建築論が大切なの?/「都市と風景 (建築史-4)」



第14回(12/6)
どうして建築論が大切なの? /
建築論「都市と風景 (建築史-4)」





 14_道元jpg    14_鈴木大拙 
 道元                鈴木大拙 


 14_西田幾多郎    14_ハイデッガー
 西田幾多郎             ハイデッガー

 14_メルロポンティ     14_ルイスカーン
 メルロポンティ          ルイスカーン







こんにちは!
今日は、前田先生がどうして「建築論」という哲学を大切にするようになったのか、について説明してみたいと思います。


ちょっと考えると、建築なんて空間デザインなのだから、「建築論」なんてどうして必要なのといった疑問は誰にでもあると思います。
私も最初はそう思いました



先生は、25年くらい前の大学生の時、増田友也先生というとっても凄い先生の講演会に行ったそうです。

そしてそこで増田先生の男としての魅力建築家としての格好良さに一瞬で惚れてしまって、それがすべての始まりだった、と聞きました。



先生は、「増田先生を好きになったからには増田友也のすべてを好きになりたい」と言っています。

先生は、「哲学が好きだから建築論を勉強しようとした」のではなく、「増田友也が好きだから建築論を勉強しようとした」というのです

増田友也先生という方は、当時「現象学」という哲学「集落調査」を基にして建築空間について考えて行こうとされていたらしいのですが、だからこそ前田先生も、それをそのまま何の疑問もなく受け入れたのです

でもやってみたらビックリで、この建築の方法こそ、建築の原理的な指針になるだろうなあ、ということが直感でわかったそうです。
でも今、建築界の中に、こういった地味だけれど真面目な風潮がないことを危惧されてもいます。


何かを好きになる時「あれこれと頭で考えるよりも、そしてそれが正しいとか間違っているとか考えるよりも、その師のことが本当に好きなの?ということが何より大切なんだ」ということは、いつも前田先生から聞いています。





実は私は、このブログを書く前、前田先生に念のため確認の意味で聞いてみました。

《先生は増田先生のそのままを真似ようとした》というようにも聞こえてしまいますが、そんな書き方で本当にいいのでしょうか?」と。

そうしたら答えは、
「何の問題もないよ。事実、そのまんま真似しようとしているのだから。そんなことより、自分はまだ全く増田先生の足下にさえ追いついていないのに、そうした書き方をすることじたい、増田先生(故人)からしたら迷惑かなあ・・・・・・」
ということでした。


一般に「先生」というと、どこかで完成している人のような感じをいつも受けますが、そういう言葉を聞くと、いざ自分にとっての先生って何なんだろう・・・・・・・と考えさせられます。



「本当の意味での先生」というのは、「なにかを教えてくれる人」じゃなくて「どこまでも好きになれる人」なのかもしれないということは、私がこのアトリエに来て知ったことだと胸を張って言うことができます。









建築論の授業風景
14_上から

14_下から

14_頭

14_真剣にメモ

14_資料







                      




さて、それではその講義内容もお伝えします

今回は、「都市と風景 (建築史-4)」です。
建築史の流れの中で「建築のキーワード」を深く考える回です。

例えば、「都市」とか「風景」など、ということ。


これらは、沢山の建築家のひとたちが、当たり前のものとして無批判に使ってしまっている言葉みたいですが、実はその内容には沢山の背景と意味がある、ということを知りました

ビルがごみごみしている渋谷や新宿みたいな街が「都市」、木や水や空に満たされているのが「自然」
などと思っていては駄目だよ!!そんなことでは、建築は「雰囲気もの」になってしまうよ!!というものでした。



え~っ、だって他に思い方があるの・・・・・

簡単に言えば、それらは「最初からあったもの」ではなく「発見されたもの」という見方で接しないといけない、ということでした。

そういえば、私の母が「お花」をやっていますが、お花というのは最初からある美しさではなく、一旦それを殺してしまうところからやってくるもの、そういうところに創造の意味があるようです
同じかな


他には、「建築家が無批判に使ってはいけない言葉たち」として「自然」という言葉なども挙げられるようです。
そういった「知っているようで、実は知らない言葉」というものを正確に身に付けておくことが大切だと思いました。

最後に、「言語」とか「非作家性」などについての話もありました。







                         前田紀貞塾 村越千紗




















 
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